火曜日の思索メモ

思ったこと、考えたことの記録です。

『さみしい』『死にたい』と向き合う〜今、求められる支援とは

ここ営団だと築地からも東銀座からも歩くんだものな〜と思いつつ浜離宮ホールまで『「さみしい」「死にたい」と向き合う〜今、求められる支援とは〜』を聞く為に行ってきました。

 

司会が荻上さんで、出演者が松本先生、これは行かないわけには行かないでしょう!と決算期でへろへろな状態で行ってきたのですが、もの凄く良かったです!

 

NHK、主催がNHK厚生文化事業団なのだから、これ映像化して販売してくれ!この内容の深さなら繰り返し見て、見るたびに違う学びと感想があるぞ!と思いました。

 

荻上さん、やっぱり司会が上手いわ。松本先生が精神科医として、伊藤さんが自殺予防NPO代表理事として、専門家の立場から発言した言葉を要約して「こういうことですよね?」と確認して話を進めるので、とても分かり易い。

 

どうでもいいことだけど、伊藤さんが精神保健福祉士だったので、同じ資格を持っている友達のことを思い出して、この人ちゃんと報われているのかなあ、と思ったりして。

彼女も

「福祉の仕事は感動もある。やりがいもある。だけど(勉強した学費への)投資は回収できない」

 と言っていたしなあ。それでも彼女がその仕事を続けているのは伊藤さんが言った

「目の前で血だらけで倒れている子供がいたら、何故助けるのかなんて考えないでしょ。考えるより先に反射的に体が動くでしょ」

 と似たような理由じゃないかな?と思ったりするのですが、二十代の死因の第1位がぶっちぎりで自殺であることを考えると(さすがに約50%が自殺で亡くなっているとは思いませんでした。二位の事故、三位の悪性新生物を足してもパーセンテージで自殺に勝てない)、支援者の役割の重要性をもう少し社会は認識すべきなんじゃないかな。

 

伊藤さんがNPO法人OVAを立ち上げた理由は、自殺に関することを調べている人は自殺するリスクが高いということが国内外の研究で分かっている為、ネットで

「死にたい」

という言葉がどのくらい検索されているのか調べたところ、一月に十数万回から二十数万回の検索履歴があったことで、世の中には「死にたい」と思いながら生きている人がこんなに多いのかと衝撃を受けたからだそうです。