火曜日の思索メモ

思ったこと、考えたことの記録です。

メンタル疾患の復職支援は大切です。

朝のニュースで、過重労働でメンタル疾患を発症した人の復職支援に触れられておりまして、リワークの大切さと復職支援する人を増やすことの大切さについて触れられておりました。

過重労働でメンタル疾患を発症したことについて、会社側が
「その事実は認めます。けれど復職は拒否します」
という対応したことで、軽症になったことで復職を考えていた患者は、復職できるか、できないかの不安で症状が悪化。

メンタル疾患中の支援給付に期限はないので、休職しているうちに本当に働けるかの不安が大きくなり、そのまま働けなくなる人が増えている。

だから、その不安に寄り添って、完全に復職できるようになるまで支援することが大切だ、といった内容でした。

企業側が復職を拒否するのは、メンタル疾患の復職についてノウハウがないからでしょうね。
だからノウハウを持っている復職支援者を増やすことが大切なのですが、復職支援の大切さについてどれくらい知られているのかな?

実際に支援している友人が
「リワーク、凄く大切なんだけど、させてくれる場所が少ないんだよね。就労施設の数が足りない。リワークを受け入れてくれる企業さんは、ほんと有り難いわ」
と言っていたなあ。

リワークは受け入れてもらって終わり、ではないので、友人は歩きまわって支援者の様子を聞きに行くのだけど
「出来なかった人が出来るようになっていくと、ほんと感動で涙が出るよ。この仕事やっていて良かったなあ、と思うわ」
復職支援は一筋縄ではいかなくて、彼女は以前メンタルクリニックソーシャルワーカーをしていたので、病状の回復は行きつ戻りつを繰り返す、患者の状態はちょっとしたことですぐ戻る、ということにも慣れている人だけど、それでも生活指導までしないといけないのは大変でしょうね。(メンタルダウンしている時は普通の生活習慣を取り戻すだけでもハードルが高いし)

「大事な仕事だよね」
と返すと
「うん、でもお給料はほんと安いよ。感動もある、やりがいもある。でも儲からないよ」

彼女は以前にも
「今は役所の担当者がこの仕事の大切さを解ってくれているから頑張って予算を取ってきてくれるけど、担当者が変わったらこの仕事続けられるか分からないよ」
と、言っていましたね。

復職支援だけでなく、保育にしろ、介護にしろ、福祉の仕事している人って自分の仕事好きな人多いのですよね。

キツいだとかブラックだとか言われるけれど仕事自体は好きな人は多い。(ブラックの代名詞と言われる介護でも「仕事は嫌いじゃない」と言いますものね)

ただ待遇や労務環境とつりあわないのですよね。感謝は大事と言うけれど
「感謝というのは金です」
と言いたくなるような状態を放置しておいて、人手不足だのブラックだの言うなとは思いますわ。

ほんと福祉の仕事というのは報われないなあ。国は社会保障費の増加を嫌って人件費を含めて福祉予算をなるべく減らそうとしているけど、福祉予算を削ると経済成長も落ちるってエビデンスでてるのですよね。

福祉に関わる人にまともな給与待遇を与えれば、就労している人は可分所得が増えて経済を回せるし、就労していない人はいつでも福祉に頼ることができると思って貯め込まないので経済が回る。

財務省が経済イデオロギーにはまっているうちは考えを変えるのが難しいでしょうね。