火曜日の思索メモ

思ったこと、考えたことの記録です。

新元号に関する陰謀論について

元号に関して、あまりに的外れな記事やズレた政治家の発言が多いので、歴史や日本文化についてこれほど無知な人が多いのかと、ちょっと唖然としてしまいました。

 いや普通の人が自分の興味がないことについて知らないのは別にいいのだけど、記者と政治家て発信した情報と発言に責任持つ立場でしょう?

 

それでああいう言葉が出るの?自分もろくに知識がないことを棚に上げて言うけれど、万葉集の時代なんて歴史にしても文化にしても「東アジアの中の日本」という視点からも語らないと的を外すでしょう。

歴史上、海外との交流が多かった時代の一つなのだし。ネットで検索したつけ焼き刃の知識で語るから「結局は漢籍か」という言葉が出るのかな。

それとも効率よく受験に必要な知識だけを身につけた後バージョンアップしてないのかな?

Twitterで 

「万葉の頃の文選というのは今で言えばOSみたいなもので、あれがないと文を作ることも出来ないようなものです。

でも、ソニーやシャープやファーウエイのスマホのOSがグーグル製だからといって他のメーカーは技術力がないとはいいませんわな。

万葉も文選OSに載って動いていて卑下することはないんです」

と書いている方がいて、上手いことを言うなあと感心したけれど、そういう基本知識が分かっているのか疑問に思うような「ルーツは中国」発言が多過ぎて。

 

国民民主党の玉木代表が

「誰が発案者か知りませんが、漢字文化圏を俯瞰するスケール感があり、感心する他ありません。」

 という発言をしてまして。

 私、別に玉木さんを支持をしてはいないのだけど、あれを読んで

「まともな発言をしている政治家がいる」

 と、思いました。政治信条はともかくとして、まともに知識あったら、ああいう発言が出る方が自然ですものね。

 

あまりにアレな発言が多いので、よくこれで「観光立国を目指す」なんて言えるなあ、と思ってしまいますね。

ロバート・キャンベルさんもリービ英雄さんも玉木さんと同様の発言をしているけど、たぶん日本文化に関心のある外国人なら、あれぐらいの知識ある人ざらにいると思いますよ。

特に日本が呼び込みたがっている富裕層なら。 

 新元号の典拠はともかく、新元号についての談話の求めに応じて返した言葉は、熱心な国文科の生徒ならおさえていそうな基本だもの。

 

その程度のことが分かっていない人が多いから「大学文系不要論」なんて目先のことしか考えていないのがもろ分かりの提案が出るのかしらね?