火曜日の思索メモ

思ったこと、考えたことの記録です。

獣害と熊森協会

ニュースを見ていたら新潟で熊に襲われた女性が亡くなったそうで。(´;ω;`)

熊に襲われたというニュースは今年よく聞いたけれど、とうとう死者が出たんですね。

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「19年ぶりの死者」という言葉に、そういう熊の被害が多発している年に熊森協会は南魚沼市に他県で捕獲した熊を南魚沼市に許可なく「熊が弱ってきたから」と放獣したのだなあ、と。

 

happyheartwork.tk

 

asay.hatenadiary.jp

そりゃ、南魚沼市民がキレるし、他の自然保護団体が、その無責任体質を非難するわ。( ̄O ̄;)

 

しかし熊森協会、一応は自然保護団体を名乗りながら、ここまで熊の生態に無知だというのもある意味凄いわ。

6月に、南魚沼市の山中へ無許可放獣した後

「飼ったはいいけど、持て余してペットを野山に捨てる人々の行動と同じ」

「可哀想だと無責任に保護と称して衰弱させて、挙句手に余れば、そこに住む人のことを無視して無断に山へ。こんな団体に環境保護を謳う資格なし」

「人に飼育されたことのある熊は餌を求めて人里に接近する怖れあり。飼育するなら最後まで責任持って面倒みる。それが出来ないのなら最初から無責任に手を出すな」

 と、厳しい声が相次いでましたね。

福祉と環境保護は、綺麗な言葉だけが好きな無知な人が集って、真面目に福祉や環境保護の為に地道な努力を重ねている人達の足を引っ張るということがままありますね。

 そういうのに限ってアピールだけは上手かったりするのが頭が痛いところですね。

真面目に取り組んでいるところは、本来の活動に全力使いたがる傾向があるから、広報に使う余力が弱くなってしまうのは仕方ないのかな?

 

それにしても熊森教会って、5年前も三重県が捕獲したツキノワグマ滋賀県に無断で放獣して、その10日後、滋賀県で熊に襲われた女性が怪我をして、滋賀県から三重県への抗議を引き起こし、保護が原則の三重県に熊の殺処分を決定させ、その決定を覆そうと、三重県知事が捕殺を許可したのは違法だとして住民監査請求を起こして、「人の命より熊の命か」と呆れられたのに、また同じことをするあたり学習能力がない組織だなあ。( ̄O ̄;)

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まあ、熊森協会は

「ヒグマの食生はふつう98%が植物で、残り2%がアリやザリガニなどです。ほぼ、ベジタリアンといえます」

「人間がダムを多く作ったため、今や、北海道でサケが上がってくる川は2本しか残されていません」

と主張して

「ヒグマはベジタリアン( ̄◇ ̄;)」

「北海道でサケが上がってくる川は2本、北海道ナメテんのか\\\٩(๑`^´๑)۶////」

とツッコマれていたところだから、事実や放獣された地域の住民の被害よりも自分達の主張の方が大事なのかもしれませんが。

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熊森協会の人、何度も同じことを繰り返すということは、こういうのを見ても熊の可愛さの方だけ見て、怖さの方に意識がいかない人達なのでしょうね。

 

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知床が観光客の行動に頭痛めているというけど、熊森協会の行動を見ると納得しますね。

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