火曜日の思索メモ

思ったこと、考えたことの記録です。

日本はアメリカを他山の石とできるか

アメリカの大統領選、選挙終了後もゴタゴタが続いておりますが、コロナ禍とアメリカ大統領選挙で日本の良さを見直した人も多いのじゃないかな?

大統領選挙について「治安と教育を疎かにした国家は失敗国家」と書いている人を見かけまして。あ、それでは日本の行く末も暗いわと気分が暗くなってしまいました。

治安の方は、福祉が自分の役割を果たしてくれているから、まだなんとかなっておりますが(日本の社会の治安が諸外国に比べて安定しているのは追い詰められた人が犯罪に走る前に社会福祉の網がその人達を救うからだという指摘がありまして。制度としては日本の社会保障制度はわりとしっかりしているのですよね。問題はそういう制度をあること自体を知らなかったり、根拠のない生活保護パッシングのせいで役所に相談してはいけないのだと思い込んでしまっている人たちがいることですが)、福祉も医療も教育も現場の負担が大きくなってしまっているところがヤバいところですよね。

段々と現場の負担の大きさも知られてきているし、今年のコロナ禍を機会に現場の負担をどうかしないとという方向に改善できるかなあ。

ネオリベラリストが目指してきたアメリカ型社会は、どういうものであるのか今年はハッキリと見せてもらいましたしねえ。