ケンタッキーのフライドチキンについているビスケット。あれ、サザン・ビスケット(Southern Buiscuit)と呼ばれるらしいのですが、あの味をお家で再現したくて挑戦した方がレシピを公開されていましたね。
後悔されていたレシピは、こちら。スコーンだとバターだけど、これは生クリームを使うのね。
材料:
① Self-Rising Flour 3カップ
② 生クリーム(Heavy Cream) 3カップ以上です😃
Self-Rising Flourというのは、最初から、ベーキングパウダーが入っている小麦粉です。生クリームの油脂を使うので、バターは要りません。
作り方:
(1)オーブンを450℉(230℃ぐらい)に温め、中には、厚い鉄でできたスキレットを予め入れておきます。
(2)上の材料(粉とクリーム)を大きなボウルに入れて、スプーンで、ザックリ混ぜる。ボロボロした出来上がりが重要なので、ミキサーは使わず、手で混ぜてください。こねすぎないこと。
(3) 台の上と麺棒に粉を振り、ザックリ混ぜた生地を置きます。生地は柔らかく、すごくスティッキー(sticky=手にベタベタ付く)ですが、大丈夫です。
(4) ベタベタなので手に粉をつけながら、ボウルから取り出す。生地の雰囲気としては、こんな感じ、というのがわかるよう、動画を撮りました。
これを数回パタンパタンとたたむようにしてまとめます。まとめたら、軽く綿棒で厚さ1インチぐらい(2〜3cm)に伸ばします。手のひらで押して平くしても可
(5) 型でくり抜きます。缶詰めの空き缶を使ってもいいです。うちでは、直径3インチないぐらい(7cmぐらい)のを使っています。
(6) ドーの厚みはこれくらいです。上の分量から、ちょうど12個、できました。
(7) オーブンで熱々になったスキレットを取り出し、12個並べます。こうして互いにくっつくぐらいにして並べてやると、焼き上がったときに「高さ」が出るのだそうです。フライパンに油はひかず、直接載せます。(上にバターを塗る人もいるけど、彼は何も塗らないんだって。)
(8) 20分後。出来上がりました!
Self-Rising Flourは、アメリカのスーパーなら、どこでも売ってますが、自分で作るなら、以下の配合でよく混ぜて、振るいにかけてやればいいそうです。
*All Purpose Flour カップ1 に対して
*ベーキングパウダー 小さじ 1.5*塩 小さじ 半分アメリカのAll Purpose Flourは、日本でいうところの「中力粉」だそうです。
スコーンは、お茶菓子というイメージだとこのビスケットは朝食としてソーセージ入りのグレービーソースと一緒に食べたりするのね。
アメリカ南部料理というのは、あまり馴染みがないから興味深いですね。
日本人からすると、朝からこれは少し重くない?と思ったりもするけれど、逆に朝食べる方が食べた分のカロリーを日中に消費するから、ダイエットを気にしなくていいのかもね。
サザンビスケットって、作り方はほぼスコーンだけど、イギリスとアメリカだから名称の違いだけなのかな?と思ったら、違いを比較している方がいました。
なるほど甘さの有無と大きさね。やっぱり朝食用とお茶菓子用では似てるものでも違いが出ますよね。
こういう食べ比べ比較は、なかなか自分では出来ないので記事にしていただけると有難いですね。