火曜日の思索メモ

思ったこと、考えたことの記録です。

ハフポスト、日経新聞広告批判記事を告知なしに訂正する。

ハフポストの日経新聞広告批判記事、訂正告知なしに訂正されたようですね。

記事が訂正されること自体はいいのだけれど、記事の訂正がある時は訂正告知をするのが常識じゃないかな。少なくとも海外メディアにおいては。

togetter.com

BBCあたりもが訂正記事を出すことは珍しくないけど、そういう時は必ず記事を訂正したことと訂正理由を明記して発信しますからねえ。

しかもこれ、インタビューの内容を書き換えているのね。これインタビューした相手に承諾を取ったうえで書き換えているのかしら。

まあ、普通は承諾を取っているよなあ。書き換える前と書き換えた後では、発言の意味合いと論点も微妙に変わっているし。

インタビューした相手から指摘を受けての訂正ならば、余計に訂正告知の必要性が高まると思うのだけど、これぐらいなら訂正告知の必要はないと判断したのかな?

 

だとしたら、ずいぶん仕事が雑な記者ですね。まあ、ハフポストは朝日新聞の系列だから、取材して記事を起こすということに軽く考えている可能性がないわけでもないけれど。

以前にもインタビューされた人が「記事と自分の話したことが違う」と発信したことがありましたね。

まあ、今はこんな風に記者の側からだけでなく、取材された側からも発信が出来る時代だから、取材された治部教授が無反応だということは、了承しているのでしょう。

 

なんで、こう痛くもない腹を探られるようなことをするのかしらね?一般企業でも議事録の訂正がある時は、訂正日時と事由を記載して履歴が分かるようにしておくものだけど。

今の時代、記事を魚拓しておく人も多いから、「どこをどういう風に書き換えたか?」で書き換えの意図を探ろうとする人が出てきても当たり前なんですけどねえ。

訂正告知を出すひと手間を省くことで、改竄を疑われるくらいなら、訂正告知を出した方がよほど面倒は少ないでしょうにね。