戦争を体験した世代から直接お話を聞く機会が減ると、こういう話も知られなくなるかな。
湘南地域に空襲があった時の話のそうだけど、平塚あたりは軍需工場も多くあったから攻撃対象になったのでしょうね。
これ、上手く落ちがついたから笑い話になったけれど、校長先生の行動は当時の大人なら当然の行いなんですね。
御真影と教育勅語を燃やしちゃったら死ぬしかないからね校長は。
御真影はまあそうやろなあ 普段は見えないので、激しくなる一方の空襲を案じたさる女子師範学校の校長先生、 本物を地下壕のさらに地下へと埋め(もちろん厳禁、上を歩くなんて論外)、御真影を収めたお堂には木の板を包んで似せた物を収めた
大阪大空襲で予想通り学校は丸焼けになったが、防空壕に避難させていた名簿、通信簿原本と御真影は無事守られた…と言う 本当かどうか知らないが、在校中に聞いたお話でした
「校長責務として御真影を守り抜く」と「採点が燃えてラッキーな落第寸前の学生」という絶妙なギャップ
ご真影を守ろうとして死んだ校長先生の姿は、おざわゆきさんの「あとかたの街」でも出てきたんじゃないかな?
炎の中で逃げ惑う時、主人公が燃える校長先生の姿を見ていた気がします。
命がけで守るのが当然なくらい校長先生にとっては大事なものだったから、この対比が冴えるのでしょうね。