火曜日の思索メモ

思ったこと、考えたことの記録です。

櫻井敦司さん、亡くなる。

 公式の発表だから嘘ではないと分かっているのだけれど、こんなこと嘘かデマであって欲しかった。

 

だから「推しは、推せる時に行け」って言うのよ〜!!!.°(ಗдಗ。)°.(´༎ຶོρ༎ຶོ`) (´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)

 

会いたい人には会いに行け!行きたい場所には行っておけ!

「お金が」「時間が」と、ためらうな!それが最後のチャンスにならないなんて誰が言えるの?

 

こんなことなら9月の群馬、行っておけば良かった!(´;ω;`)

他の用事とかぶっていたから日程的に、絶対無理なのだけど、あれが最後の群馬になるなんて思わないじゃないですか!

地元でやる時は、いつも楽しそうでしたものね。

 

Zepp Yokohama のFC限定が中止になった後のニュースがこれ。(´;ω;`)

最後の唄聴けた人が羨ましいような。最後に見たあっちゃんの姿が運ばれる姿でなかったことが喜ばしいような複雑な気持ち。(´;ω;`)

 

「また会いましょう!」の、あのカッコいいあっちゃんの姿が最後か。(´;ω;`)

 

 今井君の

「永遠に5人でバンドをやれると思っていました。でも、そんなコトは、『不可能』ということも最初から、わかっていました。

いつか、こんな日が来ることもわかっていました。ずっと、あっちゃんの横でギターを弾いていたかった」

 というコメントでさらに泣ける。(´;ω;`)

 

 脱退、解散が珍しくない世界で、デビュー以来不動の五角形。高校の時からの仲良しバンド。残されたメンバーのメンタルも心配。(´;ω;`)

 

今年の12月29日は、必死になって予定入れる人も多そうですね。別の予定を入れれば、恒例の行事が無くなった空白も誤魔化せますものね。(´;ω;`)

 

 https://togetter.com/li/2246758?page=2

広報の大切さ

帰省しているので、朝食の時間に家族と一緒に朝ドラを見ているのだけれど、国立科学博物館クラウドファンティングの成功に対して

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クラウドファンディングが成功したことは、喜ばしいことだけど成功したことで『博物館や美術館は興味ある人だけが維持すればいい』で更に予算が削減されてクラファンありきで予算が組まれるようになったりしないか?」

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国立科学博物館だから、あっという間にクラウドファンディングを達成できたけど、地方の小さな博物館がクラウドファンディングしても、おそらく100万も集まらない。でも科学博物館のクラファンが成功したことで『費用が足りないならクラファンすれば?』と言われることになる」

「博物館は、教育・研究施設施設だから博物館法第二十六条により利益を出してはいけないと定められている。ところが博物館を「展示ば」や「イベント施設」としか見ていなくて、売上増を求める人達は、博物館の本分が資料収集と保存にあることを理解していない。

 理解していないから、全国の博物館は、本分である資料の収集と保存に回す費用が足りなくて悲鳴をあげている。本分あっての展示。収集と保存がガタガタの状態で、どうして人を呼べる展示が出来ると思うのか?」

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と、国立科学博物館クラウドファンディング成功自体は喜ばしい。けれど単純に「良かったね」という話じゃ無いよね。問題や課題は山積みだよね、という言葉が溢れている時に、金にならない研究に一生を捧げた人を主人公にした朝ドラを見ると「広報って大事だよな〜」 と思いますね。

 

「金にならない」=「価値がない」ではないのだけれど、わりとこれを混同する人は多いので

「金にはならない仕事だけど、世の中にとっては素晴らしい価値がある仕事もある」

 ということを世の中の人に伝えるには、今期の朝ドラってもの凄く効果をあげているのではないでしょうか。

 

 朝ドラ効果というのは馬鹿にできなくて。萩尾望都さんとご両親との確執は有名な話で(まあ、あれだけ両親との確執の影響が作品に反映されていれば読者も気づくわな)萩尾さんは長年ご両親からの

「そんなくだらない仕事は辞めて、別の仕事につきなさい」

 という言葉に悩まされてきたのだけれど、萩尾さんが少女漫画家として初めて紫綬褒章を受賞した後も態度を変えなかったご両親にある時変化が訪れます。お母様からの電話に身構えた萩尾さんに

「あのね、お母さんはずっと思い違いしてた。そのことをあなたに謝ろうと思って電話したの。ごめんなさい、あなたのお仕事はとても大変なことだったのね。それをくだらないことと言って本当に申し訳なかった」

 とお母様が謝ったのです。国から勲章を貰っても変わらなかったお母様の変化に萩尾さん驚愕。

「いったいどうしたの、お母さん⁉︎」

 するとお母様

「あのね、朝ドラで『ゲゲゲの女房』というのをやっているでしょう。お母さん、毎朝あれを観てるのよ。あれを観るまで分からなかったけど、漫画家っていうのはとても大変な仕事なのね。

 あなたは、そんな大変な仕事を何年もやってきたのに、お母さんはずっと『くだらない仕事』って言ってきたんだなあ。申し訳なかったなあ、と思って謝りたくなったの」

 萩尾さん思わず心の中で

「水木先生ありがとうございます!朝ドラのおかげで親との関係が好転するとは思いませんでした!」

 と水木しげるさんと奥様に手を合わせたそうですが、国からの勲章より朝ドラの方が役に立つとは普通思わないよね。お父様は何も言ってこなかったそうですが、お母様が自分の仕事を認めてくれるようになったおかげで萩尾さんは、生きるのが随分楽になったようだし。やっぱり身内に理解者がいるのといないのとでは楽さが違うのでしょうね。

 

 普通の人って、自分の身近にない仕事のことはよく分かっていないから(学者や漫画家に限らず、保育や介護に対する的外れの政策の連続なんかもいい例ですよね。あれ「政策を立てている人達が保育や介護をどういう仕事なのかをよく理解していない」ということがもろに表れているし)

 ドラマにしろ漫画にしろ、様々な職業の人が描かれるフィクションが多いことは良いことでしょうね。

 

子供家庭庁のフォトコンはデメリットだらけ

  こども家庭庁が募集しているフォトコンが「ネットリテラシーの欠片もない」「応募者にとってデメリットしかない」と、話題になってますね。

 私もこのツイート見た時に目を疑ったのですが、貼られたリンクを辿って、こども家庭庁のサイトを開いたら、本当に応募要項に「賞金なし」「こども家庭庁ホームページに、住所、実名を記載。匿名、アカウント名不可」「こども家庭庁は肖像権侵害、プライバシー侵害、著作権侵害等の責任を負わない」と書いてあるのですもの。

www.cfa.go.jp

 誰が応募するんだ、これ?この条件で参加者にとってのメリットって何?

■ 応募者は、応募に当たり、こども家庭庁が管理するウェブサイトやその他広報物において、応募作品が使用されることについて承諾したものとします。

■ 被写体等に対する肖像権等については、応募者の責任において承諾を得るものとし、こども家庭庁は応募作品に係る肖像権侵害、プライバシー侵害、著作権侵害等の責任を負いません。

■ 入賞作品の発表では、こども家庭庁ホームページに、作品のタイトル、お住まいの都道府県、実名を掲載します。匿名、アカウント名等による発表はいたしません。

 


3つの募集テーマ毎に、最優秀賞1点、優秀賞4点以内、計最大15点を決定

作品集
入賞作品は作品集にまとめ、入賞者及び関係者に配布します。
また、こども家庭庁ホームページ「家族の日・家族の週間」に掲載します。

 たとえ、都道府県レベルでも住所と子供や親の実名を顔写真付きでネットにあげれば簡単に住所を特定できますよね?

 仮名やアカウント名を不可にする理由って何?そんなに犯罪者にターゲット情報を与えたいの?

「応募作品に係る肖像権侵害、プライバシー侵害、著作権侵害等の責任を負いません」

 で、こども家庭庁は何があっても責任を取りませんよ。子供を守る気はありませんよ、と明記してしまっているし。

 そのくせ「こども家庭庁が管理するウェブサイトやその他広報物において、応募作品が使用されることについて承諾したものとします」で、応募作品は、こども家庭庁の広報に利用します、と明言してしまっている。

 

 これ「ただで官庁の広報の為の素材が欲しいから子供や親子の写真を募集します」

「顔写真と一緒に住所と実名を、こども家庭庁のサイトに載せることで犯罪ターゲットになりやすいようにしてあげます」

「なお、もしも犯罪被害者となっても、こども家庭庁は責任を取りません」

 と、言っているということですよね。

 これを「こどもにとっていちばんの利益を考えます」と謳っている官庁がサイトに載せてしまっているところが凄いなあ。

 載せてしまったのも凄いけど、ヤバイと思って、この応募要項にSTOPをかけようとした人がいなかったということはもっと凄い。

 こういう人達が、こどもに関する官庁の人間なのだから、そりゃこの国は少子化になりますよね。

 活動開始以来、「こども家庭庁解体論」が途切れないわけだわ。海外では、子供の写真をネットにあげることについての啓蒙動画が流れている時代なのに、日本は官庁がこれ。

 こども家庭庁のフォトコン、応募要項を見た人達から「これ、契約書は隅から隅まで、きちんと目を通しましょう」案件だと言われてましたが、あまりにその通りですよね。

togetter.com

 技術の進歩でネットにあげられた写真からAIに、その子の成長した姿を作らせて児童ポルノや犯罪に利用するものがいるから気をつけて!と注意喚起が出回っているのに、日本では官庁が

「子供の写真を住所、実名付でネットに公表します」

 と応募要項に載せてフォトコンを開催する。しかも「既に日本でもAIに作成させた合成ポルノはある」「ネットに流れているのを見た」という人達がいる時代に。

 

 官僚と政治家が一番ネットリテラシーが無い国って救いがないですね。

 

仏教はリターンマッチが許される。

お坊さんと話している時、話題が「鬼滅の刃」の話になりまして。

 

「あの中で、地獄に落ちた人が罪を償った後、再び現世で巡り会うかもしれない、と描かれているのですが、あれ仏教的に見てどうなのですか?」

 と、お聞きしたら

「それは仏教的に見て正しいです。仏教の考えは、生々流転です。万物は全て巡る。

良いことも、悪いことも永遠はない

地獄で自分の犯した罪を償った後は、輪廻に戻る。地獄で苦しんだことで自分の罪をリセットして、また0から始められる。

今度は、悪い業ではなく、良い業を積み重ねることが出来るかもしれない。

地獄で永遠に犯した罪に苦しみ続けるということはない。リターンマッチが許されている。

良いことも、悪いことも自分の行動で変わる。

それが、仏教の救いだと私は思います」

 と、答えていただきまして。

 

 これ、救いであると同時に戒めですよね。仏教に永遠はない。

 今が良い状態でも、良い状態が続くことを重ねないと、あっという間に悪い状態に転ずる。

万物は生々流転。

優しくもあり、厳しくもある言葉ですね。

 

「月のような」が誉め言葉になりそうな日本の暑さ

You are my sunshine という有名な失恋ソングがあるけれど、「君は僕の太陽だ」が褒め言葉になる地域ばかりじゃないですよねえ。

 

中東では「太陽」は、罵り言葉で、人を褒める時は「月のような美女」と月に喩えるのでしたっけ。

連日暑さが続くと昼間出歩くのを避けて、夜散歩に行く人も多そう。夜犬と一緒に散歩している人とすれ違うことが増えた気がしますものね。

 

確かに夜風に照らされながら見るお月様は綺麗。日本の気候も中東化してますね。

こども家庭庁の迷走と解体を求める声

トレンドで「こども家庭庁」というワードが上がってきたから何かと思ったけれど、悪い方の話題でトレンドになっているのね。

こども家庭庁というか、こども庁がどういう理念で設立を目指していたか覚えている人達は多いから、「こんな無駄遣いするくらいなら解体して減税してください」という声も出るわ。( ̄O ̄;)

smart-flash.jp

この活動のどこが「子供ファースト」なのでしょうねえ。「省庁間の縦割り行政の隙間に落ちて救われない子供が生まれないように包括的に子供に関することを取り扱う」省庁の活動がこれですか。

こども庁から、こども家庭庁へと名称が変わった時点で「変なのが利用しようとして入り込んできてない?」と危惧されていたけど、こども家庭庁としての活動が始まってから、危惧していた人達の懸念が正しかった、ということを示すような活動ばかり続いてますね。

 

こども家庭庁の一連の流れって、学生への教材として使えそうですよね。

最初の設立理念がどんな素晴らしいものでも、途中から変容することはあるので油断してはいけない。

政治は、ちゃんと関心を持って見ていないと、すぐ変な方向に行く。

税金は、正しく使われているかチェックしておかないと、「必要なこと」ではなく「その予算を使って何かしたい声の大きい人」が望む方向に使われる。

こういうことが、とてもよく分かりますものね。

 

山上被告の伯父の記事と大津事件

安倍元首相の暗殺事件から1年になりますが、山上被告の伯父が弁護士ドットコムに、弁護士として考える犯人の量刑と現在の状況に関する疑問点を寄稿してますね。

なんというか、これを実の伯父が書いたという冷徹さが凄いですね。

www.bengo4.com

大津事件の時の児島 惟謙を連想しましたわ。ロシアを恐れて大逆罪の適用を主張する政府首脳から司法の独立を守り抜いた人。

伯父様、現役時代も法律家として信頼できる有能な弁護士だったのでしょうね。