火曜日の思索メモ

思ったこと、考えたことの記録です。

便乗は甘くない

鬼滅の刃、記録的大ヒットだから今までそういう作品があることを知らなかった人も全力で乗っかろうとするのは不思議ではないのだけれど、同じ便乗でもナウル政府観光局のアカウントとのセンスの違いが分かるなあ。

 NPO法人フローレンスを経営している駒崎さんが書いた

「君たち、『鬼滅の刃』が好きならもちろんNPOも好きだよね?」

という記事への反応がまとめられていたけれど、流行ものだから便乗しようと安易に考えると逆の効果を生むといういい例ですね。(´-ω-`)

NPOなど組織形態でしかないので好き嫌いの基準にする事に違和感があります。 フローレンスに関しては、代表の政治的な主義主張が強く、SNS上の振る舞いも感情的なので嫌いです。

 

関係ないのに鬼滅に便乗しようとする無惨な連中は嫌いです。

 

鬼殺隊=NPO… たいへん申し訳ないが、むしろ被害者遺族が加入してほぼ命を捨てる仕事に邁進するとの連想が働いてしまった。

社会課題に対する究極の自力救済というか。出資者の御館様も直接的な被害者のひとりだしなあ… 

 

NPOから人を遠ざけたい鬼の一種なんじゃないかって内容。

 

鬼滅はぶっちゃけ大して知らないけど、こういうのでNPOが白い目で見られる事を考えてないのか?

 

なぜ彼らは鬼滅を利用しようとばかり考えて、素直に楽しめないのか

 

子供の時、自分達が好きなコンテンツに一丁噛みして、自分に都合の良い事しか言わない人間。鬱陶しいとしか思わなかったし、それは今のキッズも変わらないだろうな。

 映画記録的大ヒットと報じられる以前から好きだった人は、よく分からないけど流行ものらしいからこの波に乗ってみよう、というやつに大反発するし、我田引水で自己PRの為に利用するとなると更に反感を買うでしょうね。

こういう安易な便乗は他山の石として参考にできる程度には危険なんですよねえ。(´-ω-`

まあフローレンスは以前から、会計の不明瞭さ、こども宅食の質の低さ、特別養子縁組に出される子供のプライバシー保護への鈍感さ、雇用している保育士の雇用環境と福祉関係者に色々ツッコミを入れられいたから、発言に反発した人達が駒崎さんやフローレンスについて調べて批判に転じるのは簡単なんだよなあ。

特別養子縁組の費用について、長年特別養子縁組に関わっていた人から「何故そんなに請求するの?うちはそんなにかからないよ!」と自分のところの費用明細と比較されていましたし。(´-ω-`)

逆に考えるとNPOがどんなものかよく知らない若い世代にNPOとは何か?今、日本のNPOの現状はどうなっているのか?を考えさせるには絶好の機会を与えてくれた訳だけど。

NPOは嫌いじゃないけどアンタのとこは嫌いです」と答える権利もあるんだよなあ」

 

フローレンスに関しては黒い噂が山ほどありすぎてね…お前んとこ無惨サイドに近いんじゃないかと言いたくなるw」

 

なにはともあれ、NPOをタダ働きで人をコキ使える便利な仕組みとして悪用している頭無惨な奴は滅殺されるべき 

 

産屋敷家が自分や家族の命も全てを差し出して運営したのが鬼滅隊。こいつらもそれくらいやってるのかな?

 

NPOが共同体の一員としてある種の役割を担う。賛同してる人はその活動を支えるって言うのには同意しますよ。

でも、ねばならないとか言い出したらそれはもう勤王浪士や新撰組の押し借りじゃないですか?

 

こういう発言を臆面もなく撒き散らせる時点で、こいつらがいかに普段『善意の寄付』を強突く張ってんのかが透けて見えるな

 

鬼殺隊って病児や貧困で食事に困っている人を利用して稼ぐ組織だったん?

 

NPOにも市民団体にもいい団体もあればクズの集まりもある。クズに引っかからないための情報共有こそ大事

 

いろんなところがあるようなので、NPOを見極める眼を持つようにしようと思いました。

フローレンスの会計報告についても「人件費ががんばってますねぇ。」と皮肉られているし

「そもそも、NPOがなんなのか分かってないだろ... NPOは、団体の構成員に対し、収益を分配することを目的としない団体の総称≒『出資者に配当などの利益還元をしない』であってだな...こんなもんがNPO代表で長老顔してるのがNPOの現実」ともっともな批判もされていますね。

 まあ日本のNPOは以前から、こういう記事が出ているようだから、NPOというだけで信用してはいけないと若いうちから知っておくのはいいことではあるのかな?

駒崎さんにとっては藪をつついて蛇を出した結果かもしれませんが。

 

安易に記録的大ヒットに乗っかろうとするのは危険だよねえ、と思ったけれど別にヒットに乗っかったわけでもないのに鬼滅の刃と絡められて話題になっているものがあって笑ってしまった。

あそこまで大ヒット作だと、そのヒット作が負けたということだけで話題になるのね。まあ宮崎さんのカレンダーは往年のファンだけでなく「あの年で、あのボディ!」と目標として高く掲げたいシェイプアップ女子も購入を検討しそうですしね。