火曜日の思索メモ

思ったこと、考えたことの記録です。

母の日のプレゼントは忘れずに

あたしンち」懐かしい。でも、これ「あたしンち」を知らない人でも

「あ、ヤバイ。母の日のプレゼント手配しないと」

 と思わせる秀逸な広告ですよねえ。(^_^;)

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いるよな、こういう人。(^_^;) 言葉通りに受け取ると大変だ。これは手配しないと、と思わせるキャラならこのお母さんですよねえ。

サザエさん」のフネさんも「ドラえもん」ののび太のママも絶対にこういうことは言わなそうですものね。(^◇^)

 

コウモリは空を飛ぶ

高齢で、もう飛べなくなったコウモリを下から支える形で手のひらにのせて、お散歩している方の動画ですが、コウモリがパタパタを羽ばたきしているところが泣ける。

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もう空を飛ぶ体力はないけれど、自分では昔のまま飛んでいるつもりなんだよねえ。

人も動物も、まだ自分は欲する自分でいられるという心の健康は大事ですねえ。

ロシアの地方の疲弊から見える戦争の光景

ロシア語が分かる方が訳してくれたロシアの地方紙から見える取り残された地方の疲弊っぷり。

こういうのを見ると戦争開始以来、ロシア語学科を希望する学生増えているという話は良いことだと思いますわ。

ロシア語を訳してくれる人がいなければ、こういう記事は読めませんものね。

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それにしても大国内の格差の大きさって共通するものがありますね。中国で北京人に「田舎者は犯罪者が多い」という偏見があるのも都市と地方の豊かさの差から起こる犯罪を耳にしているからでしょうし、アメリカの地方の疲弊や閉塞感は映画やルポタージュで記されていますものね。

どの国も日本と比べて、上は飛びぬけて、下は底がないというのは大きな国だと国家を動かすのに、中間層以上の人材だけで足りるから下を見捨てた方が効率がいいとなるのかな?

それにしてもこういう環境にある若者が徴兵されたと考えると、そりゃあウクライナで何が起こるか分かるよね。(´-ω-`)

読んでいたら「虐待された少年は何故、事件を起こしたのか」や「ポバティー・サファリ」を思い出してしまいましたよ。

 

「貧困という文化」で育った子供が犯罪を当たり前のこととして育つ光景。虐待された子供を救うことが、将来の犯罪被害者を減らすことという主張は共通していましたね。

 

そして、この光景とロシアのネットメディアが誤って公表したロシア側の損害を見ると、予想外に被害が大きくなってしまってもロシア側は動揺しないのだろうな、と思うの。togetter.com

このデータがどこまで正しいのかは、分からないけれど、このデータを見てこうツイートした方の言葉は正しいでしょうねえ。

いまウクライナの戦地で戦ってるのは貧困層の若者と少数民族の若者。そして減るのは社会的に重みになってる貧困層少数民族の若者。

ロシアの社会ではお荷物になってる層の人達だから減ると福祉の負担も減るから助かる面もあるのよ

どういう階層が兵士になるのか?ということを考えてしまうと、この言葉は正しいでしょうねえ。

既にアフガニスタン紛争による死者を越えてしまっていても、国にとっては切り捨ててしまっていい層なら、ロシア国民はともかく、ロシア国家は気にしないでしょうねえ。

ウクライナ側も国家存亡の危機だから、ロシア側が双方が納得できる条件で停戦に合意するまで戦争は止めないでしょうし、この戦争いったいどう落としどころを見つけるのでしょうね。

内閣府男女共同参画局が主催する研究会が毒蝮三太夫に劣ること

中川翔子さんが内閣府の研究会での「『壁ドン』教育」提案について、「すごく気持ち悪い」「犯罪スレスレ」と語っておりまして。

中川さんの反応は、そりゃまあ、こういう反応は出るよねえという感じですが、こういう反応が当然でてくるのが分からない人達が集っているのが、内閣府男女共同参画局が主催する研究会かと思うと悲しいものがありますね。

「人生100年時代の結婚と家族に関する研究会」の参加者たち、揃って弥生美術館に行った方がいいんじゃない?

www.yayoi-yumeji-museum.jp

5月29日までくらもちふさこ展をやっているから、頭でっかちでない感覚を学べるでしょ。(というか、学んで欲しいわ。「『恋愛弱者』にもチャンスを平等化する『恋愛支援』が必要」として「『壁ドン・告白・プロポーズの練習、恋愛ゼミ』を教育に組み込む提案した」するあたり、自分のダメっぷりに気づいていないようだから)

 

研究会資料の中の「壁ドン・告白・プロポーズの練習、恋愛ゼミ」っていう、あの言葉くらもちさんならどういうネタにするのかしら?

www.gender.go.jp

中川さんの発言でくらもちさんを思い出したのは、中川翔子さんのお父様の中川勝彦さんがくらもちさんと親交があって、作品のなかに中川さんをモデルにしたキャラクターを登場させるほど仲が良かったからです。

 

弥生美術館のくらもちふさこ展。男性も多かったですね。俳優でも、くらもちファンを公言している人もいるから、姉妹や友達や恋人経由でくらもちファンになる人がいてもおかしくないのですけどね。

50年間恋愛ドラマの人気作家の地位をキープし続けただけあって、くらもちさん恋愛を含めた感情の機微や人間関係の機微を描くの、もの凄く上手なんですよね。

「麻子はシチューが得意です」

 あの一言だけで、子供の頃からずっとヒロインと折り合いが悪かった母親が娘を自慢に思っていたこと、演奏家として多忙な中で娘のことをちゃんと見ていたことを分からせるのですものねえ。(会期中原画の入れ替えは何度もあるようだけど、この原画はずっと展示し続けているそうだから、展示する側も「皆さん、この絵は絶対見たいですよね?」と思っているのでしょうね。

 

「壁ドン・告白・プロポーズの練習」を教育に組み込む提案を聞いて、バカだなあと思ったのは形だけ真似てどうするんだ?恋愛なんてマニュアルやフォーマットだけで上手くいくものじゃないでしょう、と思ったからです。

 

だって、くらもちさん、トマトの丸かじりで愛を伝えられる人なのよ。この二人の関係性なら、トマトを丸かじりすることが愛の告白だ。この二人は、そういう関係にあるのだ、と読者を納得させられる愛の表現が出来る人なのよ。

それまで関係性を築いてきた経緯を描いているから、読者が納得できるのであってね。これ現実でも同じなんですよね。

「壁ドン」が通じるのは、互いに「壁ドンしても嬉しい」関係性にあるのが前提だもの。そうでなければ、ただの暴力になるでしょう。

「互いに壁ドンしても嬉しい関係性を築くには、どういう風に相手を尊重していけばよいのか」

 と、前提となる「相手を人として尊重する」「相手も個性も感情もある生きものだと理解する」をすっとばして、「壁ドン・告白・プロポーズの練習」となるから、「内閣府何考えてるの?」

 と呆れられて炎上するのですよ。

 あの研究会の資料、男女共同参加局のサイトにアクセスすれば、誰でも見ることが出来るのだけど、あれを見たら、何故「早稲田大学の社会人向け講座」で、「吉野家の常務取締役」が

「「田舎から出てきた右も左も分からない女の子を無垢・生娘のうちに牛丼中毒にする。男に高い飯を奢ってもらえるようになれば、(牛丼は)絶対食べない」」

 と、口にしてしまったのか、納得できるのですよね。内閣府の研究会資料も発想の土台がや視点が同じだもの。

 意識してやっていることは変えられるけれど、ふだん無意識でしていることは、意識して気をつけようと思わないと出てしまうのですよね。

 人間て感情ある生きものだから、個性も感情もある生きものを相手に発信していることを理解していないと失敗しますよね。

 毒蝮三太夫さんや綾小路きみまろさんが炎上しないのって、あの人達視線が水平で、自分達が話しているのは、個性も置かれている状況もバラバラな感情ある人間であることを理解しているからなんですよね。

 内閣府の研究会も吉野家の元取締役も自分達と同じような人達だけの世界でしか生きていないのね。

 

裁判所、琉球遺骨返還請求棄却

ゴールデンカムイ」の実写化される話が発表されたけれど、原作ファンの声がブーイングばかりなのがよく分かる判決でしたね。

www3.nhk.or.jp

ブーイングの理由の一つが「製作側がアイヌ文化を雑に扱って炎上するのでは?」「原作ほどのアイヌ文化への調査とリスペクトがちゃんとできるの?」でしたけれど、今回の判決を見たらそういう不安が出るのが納得しますね。


司法の場ですら、琉球文化軽視ですもの。今でも戦没者の遺骨収集の旅が行われるくらい日本人は遺骨への畏敬が大きいけど、沖縄は更に大きいですものね。
あそこは祖霊信仰の地だから「勝手に持ち出されたご先祖様の骨」が返ってこなかったら、怒るわ。

mainichi.jp

裁判所が返還要求を棄却した琉球遺骨返還裁判の件ですが、これアイヌの人達の遺骨が勝手に持ち出されたのと同じ理由で墓から持ち出されているのですよね。
琉球アイヌ原日本人論」という説があって、琉球人とアイヌが元々の日本人であって、それが大陸から渡ってきた人達の勢力に押し出されて、どんどん北と南に後退していったという説ですね。
この説の研究の為に、京大や北大は研究材料として遺骨が欲しかったのですよね。
だから遺族の意向を無視して勝手に持っていってしまったの。
帝国大学時代だと、アイヌや沖縄の遺族の言葉より帝国大学教授の意向の方がはるかに強かったのですね。
で、勝手に持っていかれた遺族としては
「うちのご先祖様の骨返せ!墓に戻せ!」
 となるわけですよ。同様なことは世界あちこちで起こっていて、北大の方はアイヌの方々への訴えを受け入れて、遺骨を返したけど(雑な返し方をしたので問題も起きているけれど)、京大への返還請求を裁判所は棄却したのですね。
 ダイバーシティだ、多様性だ、と口にするわりには、こういうところに国の本音が現れますね。(´-ω-`)
それにしても琉球遺骨返還請求棄却裁判と中川翔子さんが内閣府の研究会で識者が提案した「『壁ドン』教育」について、「すごく気持ち悪い」「犯罪スレスレ」という記事がほぼ同じ日に記事になるって凄く象徴的。

国や大学って、自分達の目的の為なら「すごく気持ち悪い」「犯罪スレスレ」と思われることを自覚なしに提案や行動してしまうことがありますね。(´-ω-`)

 

 

ハフポスト、日経新聞広告批判記事を告知なしに訂正する。

ハフポストの日経新聞広告批判記事、訂正告知なしに訂正されたようですね。

記事が訂正されること自体はいいのだけれど、記事の訂正がある時は訂正告知をするのが常識じゃないかな。少なくとも海外メディアにおいては。

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BBCあたりもが訂正記事を出すことは珍しくないけど、そういう時は必ず記事を訂正したことと訂正理由を明記して発信しますからねえ。

しかもこれ、インタビューの内容を書き換えているのね。これインタビューした相手に承諾を取ったうえで書き換えているのかしら。

まあ、普通は承諾を取っているよなあ。書き換える前と書き換えた後では、発言の意味合いと論点も微妙に変わっているし。

インタビューした相手から指摘を受けての訂正ならば、余計に訂正告知の必要性が高まると思うのだけど、これぐらいなら訂正告知の必要はないと判断したのかな?

 

だとしたら、ずいぶん仕事が雑な記者ですね。まあ、ハフポストは朝日新聞の系列だから、取材して記事を起こすということに軽く考えている可能性がないわけでもないけれど。

以前にもインタビューされた人が「記事と自分の話したことが違う」と発信したことがありましたね。

まあ、今はこんな風に記者の側からだけでなく、取材された側からも発信が出来る時代だから、取材された治部教授が無反応だということは、了承しているのでしょう。

 

なんで、こう痛くもない腹を探られるようなことをするのかしらね?一般企業でも議事録の訂正がある時は、訂正日時と事由を記載して履歴が分かるようにしておくものだけど。

今の時代、記事を魚拓しておく人も多いから、「どこをどういう風に書き換えたか?」で書き換えの意図を探ろうとする人が出てきても当たり前なんですけどねえ。

訂正告知を出すひと手間を省くことで、改竄を疑われるくらいなら、訂正告知を出した方がよほど面倒は少ないでしょうにね。

ケンタッキーのビスケット

ケンタッキーのフライドチキンについているビスケット。あれ、サザン・ビスケット(Southern Buiscuit)と呼ばれるらしいのですが、あの味をお家で再現したくて挑戦した方がレシピを公開されていましたね。

togetter.com

後悔されていたレシピは、こちら。スコーンだとバターだけど、これは生クリームを使うのね。

材料:

① Self-Rising Flour     3カップ
② 生クリーム(Heavy Cream) 3カップ

以上です😃

Self-Rising Flourというのは、最初から、ベーキングパウダーが入っている小麦粉です。生クリームの油脂を使うので、バターは要りません。

 

作り方:

(1)オーブンを450℉(230℃ぐらい)に温め、中には、厚い鉄でできたスキレットを予め入れておきます。

(2)上の材料(粉とクリーム)を大きなボウルに入れて、スプーンで、ザックリ混ぜる。ボロボロした出来上がりが重要なので、ミキサーは使わず、手で混ぜてください。こねすぎないこと。

(3) 台の上と麺棒に粉を振り、ザックリ混ぜた生地を置きます。生地は柔らかく、すごくスティッキー(sticky=手にベタベタ付く)ですが、大丈夫です。

(4) ベタベタなので手に粉をつけながら、ボウルから取り出す。生地の雰囲気としては、こんな感じ、というのがわかるよう、動画を撮りました。

これを数回パタンパタンとたたむようにしてまとめます。まとめたら、軽く綿棒で厚さ1インチぐらい(2〜3cm)に伸ばします。手のひらで押して平くしても可

(5) 型でくり抜きます。缶詰めの空き缶を使ってもいいです。うちでは、直径3インチないぐらい(7cmぐらい)のを使っています。

(6) ドーの厚みはこれくらいです。上の分量から、ちょうど12個、できました。

(7) オーブンで熱々になったスキレットを取り出し、12個並べます。こうして互いにくっつくぐらいにして並べてやると、焼き上がったときに「高さ」が出るのだそうです。フライパンに油はひかず、直接載せます。(上にバターを塗る人もいるけど、彼は何も塗らないんだって。)

(8) 20分後。出来上がりました!

 

Self-Rising Flourは、アメリカのスーパーなら、どこでも売ってますが、自分で作るなら、以下の配合でよく混ぜて、振るいにかけてやればいいそうです。

*All Purpose Flour カップ1 に対して
*ベーキングパウダー 小さじ 1.5*塩 小さじ 半分

アメリカのAll Purpose Flourは、日本でいうところの「中力粉」だそうです。

スコーンは、お茶菓子というイメージだとこのビスケットは朝食としてソーセージ入りのグレービーソースと一緒に食べたりするのね。

アメリカ南部料理というのは、あまり馴染みがないから興味深いですね。

日本人からすると、朝からこれは少し重くない?と思ったりもするけれど、逆に朝食べる方が食べた分のカロリーを日中に消費するから、ダイエットを気にしなくていいのかもね。

サザンビスケットって、作り方はほぼスコーンだけど、イギリスとアメリカだから名称の違いだけなのかな?と思ったら、違いを比較している方がいました。

なるほど甘さの有無と大きさね。やっぱり朝食用とお茶菓子用では似てるものでも違いが出ますよね。

こういう食べ比べ比較は、なかなか自分では出来ないので記事にしていただけると有難いですね。