火曜日の思索メモ

思ったこと、考えたことの記録です。

新型コロナと中高生の妊娠相談過去最多 

「中高生の妊娠相談過去最多」という記事で熊本市の慈恵病院が4月に病院の妊娠相談窓口に寄せられた中高生からの相談が過去最多の75件に上ったと発表してますね。

記者会見で副院長が

新型コロナウイルスの影響で学校が休みになって引きこもり状態になっている。その中で性行為の機会があって望まない妊娠になっている場合もある」

と指摘したとか。

mainichi.jp

慈恵病院は、親が育てられない乳幼児を受け入れる「こうのとりのゆりかご赤ちゃんポスト)」で全国的に有名になっているから中高生でも、どこかでその名を耳にしたことがある人が多いのかもしれません。

 

副院長は「性行為の機会があって望まない妊娠になっている場合もある」と指摘しているので、色んなパターンの「望まない妊娠」を想定しているような気がしますが、毎日新聞の書き方だと「十代の恋愛」だけを想定して記事を書いているような気がしますね、

 

新聞記者だと産科医や学校の先生と違って色んなパターンに遭遇することは少なそうだし、「中高生の望まない妊娠」というと「早過ぎる性」という方向で書きやすいのかもしれませんね。

(それを考えると「コウノトリ」や「透明なゆりかご」が出産や妊娠の色んなパターンを伝えたことの意味って大きいよね。(´-ω-`))

 

もっともこの記事を読んでそう考えなかった人達もいて、その人達はこういう反応をしてますね。

togetter.com

これさぁ…性的虐待の可能性ないのか? いくら休校になって暇だからって中高生の性行為機会が増えて妊娠相談が増えるとは思えんのだが…。 」

 

中高生の妊娠相談の増加につき、茶化す向きが多く悲しい。経緯は色々あるだろうけど、病院も心配するのは、特殊な環境下で望まぬ妊娠をした少女のこと。

家で恋人と会う機会が増えて行為を断りづらかったり、性的虐待が酷くなったり、心身共に傷つきながら一人抱えて悩む子が沢山いるのではという話だよ

 

中高生の妊娠相談がトレンド入りしてる この状況下でよく避妊もせずセックスしたな、って思ったのもそうだが、絶対相談件数の増加原因に強姦が含まれているだろうなあ・・・ この外出自粛の空気の中外部で被害を受けた件数は少ないだろう。

俺はロマンチストだからこんなことは言いたくないが

 

中高生の妊娠相談に関しては一面的な見方をしちゃダメ。 自粛期間に親がいないからというのはゴムしろ、ピル使えは当然だけど

性的虐待パターン、そもそも家に居場所が無くて売春パターン、リストラ倒産等による家庭の事情で...等様々考えられる。

 

中高生の妊娠相談ってトレンド見たけど、これ性虐待もあるんじゃね?って普通に思ったけど、どうなんだろ。

確かSARC東京の相談件数だと約26%が家族や親族からの性虐待で結構な割合。父親13%、親族・兄弟7%、親の交際相手5%、あとその他とか。

思った以上に困ったトレンドだね。

 ここで性的虐待を連想するのは何の不思議もなくてコロナ禍で家から出られないことでDVや虐待が増加するという予測が出ていて、実際に世界的に相談件数が増えているのですよね。

オーストラリアではDV対策資金として100億円投じると報道されているけれど、そこまでの予算をさけなくても対策を講じている国は多いでしょうね。

www.ganas.or.jp

www.afpbb.com

もちろんそれは日本でも例外ではなくて各地でDVや虐待の増加への対策を訴える記事が出ていますし、自治体からも相談窓口への連絡を求めてる呼びかけが出ています。

 

www.kahoku.co.jp

www.nishinippon.co.jp

www.okinawatimes.co.jp

www.jprime.jp

 

www.city.machida.tokyo.jp

www.city.maizuru.kyoto.jp

 またDVや虐待などの家庭内での性被害や十代の恋愛の他にSNS被害の可能性を口にする人もいますね。

www.jiji.com

 

性行為するとして実際その場所を提供できるのは誰か と考えると相手は大人の男の人なんじゃないかという気はする。 要はSNSで出会おうとしてる人達

こういう記事とか見ると発生源はそっちに思える。 勿論、親族間の性的虐待や学生同士のケースもあるんだろうけど

 

憶測ではあるけど理由は大きく分けて3つに分けれるかも…。
一つ目は性的虐待


二つ目は致す事を求められても断れない(致すのを否定すると好きじゃないんだ?と相手に揺さぶりをかけられて相手に嫌われたくない理由で半場諦め合意してしまうってケースも。これ場合によっては性被害だと思う)


三つ目は発情期真っ只中の年頃でやる事ないから致した、のどれかだと思うなぁ。


胸糞案件では家庭内での性的虐待により家に居場所がなくて家出をしたら、ろくでもない大人の口車に乗せられてしまい性的被害を受けるケースもある…。

 

家出した少女達がネットカフェの休業で追われて、彼女たちを喰いモノにしている大人たちにTwitterでそそのかれ、寝床の提供と引き換えに性的被害に遭ってるって話も聞きます。

 

中高生の妊娠増加という事実は一つでも、「何故、そうなったのか?」ということについては様々な理由が考えられる。

この記事を見て性教育の必要性を訴える人は多いし、実際として必要なことだけど、虐待や性犯罪は性教育の拡充では対処できない。

恋愛だって

「嫌なのに流されることがないよう性的同意やアサーションについて教えるべきだ」

という意見もあるし、それももっともな意見だけど、親の虐待から逃げ出して恋人や友達の家に転がりこんだ子が流されずに断れるか?というと難しい気がする。

想像力が必要なのだと思う、この記事を見る私達に。

何が必要なのかを考えることができる想像力が。

都内の婦人科で勤めていますが中絶手術の件数は増加しています。先月はおよそ200件でした。妊娠に至った理由も様々でしたね。

これが一番生々しい現実だなと思いながら働いています。

 

中高生の妊娠だけでなく、このニュースで相談できる場所があることを知る人が増えて、望まない妊娠の中には様々な虐待の可能性があることを想像して欲しい。
給食もなく、保護者が食事を準備しないなら、自分でできる方法で確保する子もいるはず。

 

性被害、避妊に失敗した女の子には、ピルコンというサイトが分かりやすい。電話オンラインで診療してくれる婦人科が見つかる。
未成年の子で、性的虐待他悩みの相談は、24時間子供SOS相談(無料)というのがある。
中高生の妊娠相談に騒ぐより、こういう情報広めようよ

この記事を見た人達からは、今困っている女の子達を心配する声が続く。

自治体の相談窓口が敷居が高いなら、他にも相談できる場所がある。

pilcon.org

 

me-x.jp

 そして心配なのは相談数が増えたことだけではなく、相談もできない状態の子が

いる可能性。

中高生の妊娠相談 性犯罪に巻き込まれたり性的虐待を受けていたりするというところまで視野を広げないといけないのはみんなもツイートしているけれど、相談もできない子がまだいる可能性まで考えていく必要があるよね

 

慈恵病院に電話出来るだけすごい。大人がかけてんのかな。それにしても電話できてない子がどれだけいるんだろ。

 

将来を悲観して死を選ぶだけはしないでほしい。ほんと。ただでさえ長期休業明けは多いから。

乗り越えて大人に相談さえできれば次の選択肢が出てくるはずだからほんと相談してほしい。

 どうか諦めず手をのばして欲しい。あなたが声をあげるのを待っている人はいるから。

 

雑感

今回のコロナ騒動、エンタメ好きが比較的冷静なのは自分の好きな作品で擬似体験をしているからかな?と思ったりもします。

 

総理の記者会見の時の厚労省の様子を見て、「あ、これはシン・ゴジラだ」と連想した人がいるように、この状況って、「あの作品の、あの状況だよね」と思い浮かべる人がけっこう多そうな。

FBを見ても「復活の日」を読み返したり、映画を見直したりしている人はけっこういますものね。感染パニックものでなくても、こういう時の状況を連想する作品を多く持っている人はハッピーエンドにつながるパターンとバッドエンドにつながるパターンを両方思い浮かべることができるので「あ、これはバットエンドにつながるパターン」と自然と自分の行動を抑制できるのかな?と思ったりもします。

(それにしても3月頃はこの状況で「復活の日」を連想している人が多かったけど、この頃は「デビルマン(原作)」を思い出している人が多くて嫌だなあ。不安と疑心暗鬼が広がっているという点で「デビルマン」を連想するのは無理ないけど)

 

エンタメ好きの他に、山でも海でもネイチャーガイドに従って旅したことのある人も今回わりと冷静じゃないかな。

自然は、所詮人間の手に負えないから、手強い自然を相手にする時は、その道のプロとして自然を相手に学び続けてきた人を尊重する気持ちと信じ続ける胆力がないと簡単に命を落としますものね。

 

専門家といっても玉石混交だし、玉の専門家だって間違うことはあるから、信用しつつもその判断を冷静に観察することは必要でしょうが、いくら専門家だってパニックになった集団を率いて自然と渡りあうのは難しいでしょうしね。

 

それにしてもこういう時って「頭がいい」と「胆力がある」というのはまったく別ものだということがよく分かりますね。こういう持久戦に必要なのは胆力と状況を読み取る力なのだろうけれど、胆力がないと膠着状態をどうにかしたくて自分に都合のいい情報に飛びついてしまいそうですね。

新潟県燕市の在京者支援と新型コロナから見る地域性

新型コロナの感染拡大が日本でも話題になり始めた頃、全国出張が多い人と話をしている時に

「この病気への反応は本当に地域性が分かれる。どの地域が革新的で、どの地域が保守的なのかはっきりする」

という言葉を聞いたけれど、本当に地域の保守性、革新性がでますねえ。

 保守性、革新性というより地域のいいところ、悪いところが明確に出るという感じかな。

新型コロナへの対応で地域のいいところが出たのが燕市で。帰郷者から感染が出たのでこういう対応をしたのでしょうが、これ賞賛の嵐。(^O^)

 

togetter.com

燕市は帰省を自粛する学生の皆さんを応援します! 燕市への帰省を自粛している緊急事態が宣言された区域に住む燕市出身の学生さんに燕産のコシヒカリ5kgと手作り布製マスク1枚等を送ります。

今回応募すると、東京つばめいとメンバーとして登録されます。

www.city.tsubame.niigata.jp

 

 帰省した子が燕でコロナ発生したし、市で色々工夫して頑張ってるなぁ

 

 コロナで都市部が騒いでる中帰省したくてもできない学生たちにこの応援は燕市えらい!! 

 

 燕市素晴らしい〜 学生だったらどうしてただろって思ってた。たぶんお父さんが迎えに来て自宅隔離2週間されただろうな。

上京したてで学校も始まらない、友達もいない状況で一人で家にいるのしんどいよね頑張れ

昔と違ってウェブがあるからまだいけるのかな…わたし今でも帰りたい…帰らないけど…
 

ご縁があってからフォローしている燕市。 素晴らしい取り組みしてますね。 帰省できなくても地元を大切にしたくなる 

 

新潟県コシヒカリ……うらやまし……。 新潟遠征中のホテルで食べた白ご飯美味しかった……。


感染は防がないとだからね。ちょっと切ないけど。

 

 ネガティヴな理由よりポジティブな理由で説得する方が成功率は高い

 県内への感染拡大を防ぎつつ、県外の県内出身者を支援するという二重に効果が期待できることをしているのだから、それは賞賛されますよね。

(どうでもいいことだけど、これ御霊信仰や疫神を歓待して疫病を避ける日本の祭祀のやり方と似てますね。伝統ってこういうところにも出てくるのだな、と妙に感心)

 

燕市の対応で「同じ北陸なのに」と比較されたのが富山県で、県が感染者を叩かないよう県民に要請する事態になっていますね。 

だと.naver.jp

 富山県、まじめな県民性だと言うけれど、真面目な人って人がちょっと外れたことをすると許せないということかしら?

 

そして他地域の人間を更にドン引きさせたのが屋久

togetter.com

 【屋久島来島自粛要請の撤回を要求】 きのう、屋久島町が緊急事態宣言が出された対象地域からの来島を自粛するよう呼びかけました。

これに対し、観光事業などを手掛ける岩崎産業が待ったをかけました。 

ジョーズ』って映画で観たことあります。 

ここ数ヶ月というもの昭和の映画をなぞっていることが恐ろしい。

鹿児島商工会議所の会頭の会社ですよね。何を言っているんだか。

コロナに関して寛容な方の自分でもコレはアウトです(-_-;) 岩崎・・・アカンやろ・・・。

屋久島なんて病院あるの?大丈夫か?つい最近まで都会や海外から観光客来てたような…

 

本気か? まだ、コロナ疎開の怖さが分からないんだ

 

コロナに一人でもかかったら風評被害でお客様が来なくなるよ 目先の事より これからの屋久島の事が大事ですよ

売り上げ云々言っているから 鹿児島のバス事業 駄目になるんですよ 先代の社長が怒りますょ

鹿児島はまだまだコロナは他人事と地元の友人に聞いたが、『撤回しない場合法的措置も辞さない』はあまりに危機感がなさすぎるんじゃないかと。
岩崎産業はなぁ…。地場銀行の筆頭株主なほどの有力企業だけど、ワンマンで体質が旧態依然なんだよ…。
元々所有物だった本土最南端の佐多岬は、観光にならんからと放っておかれて荒れ果てて、これじゃいかんと自治体(南大隅町)が買い取って大幅リニューアルして観光客もバイカーも大喜びと聞く。そういう企業。

鉄ヲタ(私含む)と鹿児島民しか有名ではないだろうが、いわさきグループの歴史はトンデモと言っていい。

地元には強者の論理で強くふるまい、中央や官僚には弱者の論理で補助金をせびる。代々これだから困ったもの。

工場の水質汚染で死人が出てるのに、村はあの工場のお陰で成り立ってるから… みたいな昭和な話じゃないんだから。 小さいコミュニティはこれが怖い。

 

岩崎産業JAXAも迷惑被ったところだね。調べて見ると、屋久島には感染症用病症が無く、結核用が1床あるだけ。発生すれば本土にに移送になりそう

 

 本当にこういう時って、その地域の特徴が明確になりますね。

インド料理屋さんのオムライス

コロナが始まってから抱えている疑問がありまして。

「何故、インド料理屋さんのオムライスは美味しいのか?」

 コロナが始まってから近くの商店街で飲食店が店頭でTakeoutの品を並べるようになりまして。

 これは、まあどこでも見かける光景ですし、飲食店にとっては苦肉の策なのでしょうが、今までに入ったことのないお店のお試しにもなるので、買う立場としては嬉しかったりもするのですが、そういうお店の一つにアジア料理屋さんがありまして。

 運動不足解消の為に散歩していると、お店の人が店頭で売り子をしている光景をよく

見かけるわけです。

 カレー、分かる。チーズナン、分かる。チキンティッカー、分かる。しかし、この組み合わせの中に何故かオムライスが入っていいるんですよね。

 しかもアジア風にアレンジしたやつでなく、チキンライスを卵で包んだ正統派オムライス。

 運動部系高校生の前に出したら喜んでペロリと全部食べてしまうようなオムライスらしいオムライス。

 美味しいからいいけど、ここまで普通のオムライスがどうしてアジア料理屋さんで売っているんだろう。

 インド料理屋さんではなく、アジア料理と名乗っているからオムライスもOKなのかな?カレーやチキンティッカと一緒にモモ(チベット餃子)も売っているしな。

 流水りんこさんがバックパッカー時代の思い出として

「インドのとある町で隣りあった食堂2軒が、どちらもオムライスを出していて日本食が恋しい旅行者に大人気。味わいは違うけれど、どちらも美味しくて、それぞれのお店にファンがついた」

 という話を描いていたけれど、インドでなく日本でそれを納得できるとは思いませんでした。

金曜日はカレー

政府の休校要請あたりからテレワークに入り始める会社は多かったけれど、緊急事態宣言が出たことで、それまでの「可能な限りテレワーク」から「原則テレワーク」へ切り替える会社も多かったみたいですね。

 

以前からテレワークを推進していた会社はともかく、今回の件で急遽テレワークを取り入れた会社で働いていた人は慣れないテレワークや新型コロナへの不安でストレスを抱えている人も多そうですが、そういう時にこの提案はいいですね!

自衛隊員のお父さんからの「金曜日はカレー」提案

togetter.com

 

航空自衛隊の父が

在宅ワークで曜日感覚がなくなると、身体や心が不調になるから、金曜日はカレーを作って曜日感覚を保つというのはどうかな。ちなみに海上自衛隊のカレーのレシピなら公開されているよ」

と申しております。ご参考ください。

  父「孤独感ばかりが目立つからさ。カレーを食べるんだよ。作らなくてもいいよ。レトルトでも何でもいい。でも金曜日はみんなでカレーを食べて、それをツイッターで呟いたりすると、孤独感が紛れるし、一緒の船に乗って日本を守っているって感じがすると思う」

 このツイートこうしてまとめがで出来るくらいバズッたのを見るとストレス発散できなくてモヤモヤしていた人多かったのでしょうね。

 

海軍カレー習慣ですね

おいしいよ元祖海軍カレー 牛脂が必要なので肉屋やスーパーで無料でもらえるのをもらおう


うわ~夕飯に間に合わせるには何時から作れば良いんだこれ…? 逆に今しか作れない感がとても良いね!!

 

いいな金曜日はカレー。 てか特定の曜日に特定の物を食べるの、曜日感覚整いそう。

 

これはある。日曜日は手の込んだ料理の日とか、なにか決めておいた方がいい。リモートワークを30年やった僕が言うんだから。うちにいるとつい仕事をしてしまうので完全オフの日も作る。

 

海自レシピは百人単位のを家庭向きに分量減らしてるから グレービーソース缶とかココナツミルク缶とかの半端が出るのに注意しよう!

私、海軍カレー習慣 て「船上で曜日の感覚を忘れない為に始まったもの」として覚えていたのだけど、海上自衛隊のサイトを見るとどうやら違ったようですね。

兵食改革の一環として始まったのか、そうなのか。

www.mod.go.jp

そういえば松谷みよ子さんの「現代民話考」文明開化の巻で、東京に行った村長が初めて食べたカレーの美味しさに感激してして故郷にカレーの作り方を持ち帰り「村に文明開化を運んできた男」として尊敬を集めたという話がありましたね。

 当時の軍隊は小作農の次男、三男も多かったから白米すらなかなか食べられないものが多かったでしょうし、「こんな美味いもの食べたことがない!」と思う人も多かったのでしょうね。

そういう人たちからすると今の自衛隊レシピは夢のレシピでしょうね。そういえば横須賀の米軍開放デーに行った時、横須賀線で行ったのでので、こちらもちょうど開放日だった海上自衛隊基地を経由してから行ったけれど、屋台飯に関しては日本の圧勝だと思いましたね。

米軍の料理、ボリュームはたっぷりなんだけど味の繊細さで日本に負けるのですよね。

 まあ、横須賀のココイチは米軍関係者ばかりという噂があるくらいアメリカ人も日本のカレーが好きなようですが。

www.mod.go.jp

 

 そういえば金曜日ってイスラム教徒の休日で神に祈りを捧げる礼拝日でしたね。この日全世界のイスラム教徒は神に祈りを捧げるのですが、こういう時神に救いを求めるのは自分だけじゃないという思いは安心と共感を生むでしょうね。

私達は神に祈りを捧げる代わりに美味しくカレーを食べてコロナの終息を祈りましょう。(ああ、でも「いただきます」は命への感謝の言葉だから、代わりではなく神様への祈りそのものかしら?)

 

 

香川県ゲーム依存症防止条例可決

以前から話題になっていた香川県のゲーム依存症条例が可決されましたね。

 

togetter.com

全国一斉休校で、中高生が外出することすら目くじらを立てるよう大人もいるこの時期に、この条例を成立させてしまうあたり香川県議会センスないなあ、と思いますが以前から四国新聞との癒着が噂されていましたし今更後に引けなかったのかもしれません。

togetter.com

全国的に非難されているゲーム制限条例だが、まず香川ローカル紙の四国新聞が昨年ずっと「ゲーム依存症対策」特集を組んでいた。結果、日本新聞協会賞まで受賞する。四国新聞のオーナーは平井卓也前IT大臣の平井家。社長は弟。

 

四国新聞が新聞協会賞を受賞した理由は、報道だけではなく、「小学校などへの冊子・DVDの配布や医療関係者ら対象の講習会、縄跳び大会の開催など、多種多様な」「実践的な取り組み」が評価された。同紙は長いキャンペーンで、紙面が社会を動かす、ということを示したかった

 

四国新聞のデータベースをみると、2019年の1年間で、「ゲーム依存」という言葉が含まれた記事は244件。

特集、キャンペーン、議会の動き、教育現場、医療・生活改善等、あらゆるページでゲーム依存の危険を報道し続けた。 四国新聞創刊130周年にあわせた、社を挙げた一大プロジェクトだったと言える。


当然ながら部数も減って行くだろう今後の地方紙の生き残りとして、報道+地域へのインパクトが重要だという戦略は理解できる。ゲーム依存対策のキャンペーンは、確実に新聞協会賞などを狙って地域を巻き込んだもので、狙い通りの受賞だった。

受賞後は、取引先に記念の特注カステラを配っていた。


そして、四国新聞の「実践的な」報道が最終的に条例という形で結実すれば、同紙としては「地域を変える」新しい地方メディアの姿を示したことになる。 条例は最近の話ではなく、大山議員は昨年から四国新聞を通じて意見表明していた。同紙はキャンペーンの趣旨に沿う彼の主張を無批判に載せ続けた。

 

 「メディアの誤りに政治が迎合」という最悪の組み合わせか。支那事変拡大の流れかよ。

 

何が凄いって、これコロナのせいで甲子園も中止になり、全国一斉休校で部活動もできないだろうこの時期に可決しているということなんですよ。

mainichi.jp

 子供の為にと名目が嘘であるということを明確に示してしまっているんですよね。

だって、子供の為ならば公園で遊ぶと大人から苦情が出るようなこの時期に成立を避ける筈ですから。

実施されるのは今じゃないにせよ博物館も美術館も休館中で大人でもストレスが溜まっているこの時期に可決、ですからね。

こちらで文化的な催しができなくなったストレスを嘆く人達の声がまとめられているけれど、うんうん頷いてしまいましたよ。

togetter.com

なんか博物館や美術館や映画公開延期とかで、文化エネルギーで生きながらえてる系の人たち(私のTLに多い)がメンタル荒れてきてるな。。。ライブとか演劇に行けないとここまで来るか的な。

 

ほんと、文化ないと死んじゃう人たちがいることを実感するわ。 飯だけで生くるにあらず。


フランスの失業者認定ってすごくて、博物館や美術館やオペラ観劇の割引率がすごいのんだけど、理由がわかる。

失業したりなにか精神的に辛い時こそ、文化に救われる人種もいる、ってこと。

フードスタンプだけでは足りないものがあってそれが人間たらしめていると思う。文化なし、メンタル荒れる。

 

メシだけあればよい、屋根だけあればよい、贅沢言うな! という言論が圧巻していくような様にならないことを祈る。

なんとなく、いろんなことが「ぜいたく」「わがまま」「自分勝手」という言葉で責められて他人から殴られるトリガーになりそうな気配がする。

 

文化的な場所に行けないのもそうだけど、芸術家や文化を支える人達が悲しんでいる、苦境に立っているという事実がもう辛い。

 

わかる。ここ半年の自分。コンサート、映画、美術館、博物館などで精神面は救われた。あと、読書。図書館の閲覧場所は閉鎖されてるけど、インターネット予約で取りに行くことは可能なので助かっています。

 

「エンタメは、人間が生きていくうえで欠くことができないもの。遊びや楽しさがないと人間は壊れてしまう」

って言ってたのは、スクエニの社長だったかな? まさしくその通りやね。

 

独軍包囲下のレニングラードで文化活動が奨励されたのは「ただ生きているだけだと人は簡単に死ぬから」

さすが収容所群島のお国はよくわかっていた。

 

本当に必要な自粛なのかどうなのかのは、よく見極めるべきだけどね。選抜高校野球なんてやれば良かったと思うし、アウトドアな趣味ならせっかく子供も長期休学中なんだからどんどん親と一緒にやればいい。

登山やハイキングならいくらやったところでコロナにかかる危険性はほぼゼロだよ。今、一番怖いのは変な自粛ブームの方。

 

大人だってこれだけ自粛ストレスでうんざりしているんですよ。

まとめられたツイートで登山やハイキングなどのアウトドアならこんな時期でもできるだろう、という意見もありますが休校や自粛で売り上げが激減したことで収入ガタ落ちの企業って珍しくないんですよね。

それこそ政府が企業への緊急融資を打ち出す程度には珍しくない。

 

子供は親が思っているよりも大人に気を遣うから親が大変な時に我慢してしまう子がいるのは想像がついてしまうんですよね。

となると、親と一緒にアウトドアを今やれる子供がどれだけいるのか、という話になりまして。

となると今回の条例可決でこういう反応が出てしまうのは当然でしょう。(´-ω-`)

 成長して制限を脱したとしても 次は自分の子供を同じ目に合わせたくないかも 条例に納得できない人は「家庭を作るなら他県で」ってことになりそう。

 

若者に香川から出てくださいって自ら言って高齢化にしてるようなものじゃん。

 

汚い金の匂いがしてきそう。。 子供の娯楽規制するなら大人の娯楽を先に規制して見本見せるのが大人でしょ(適当)

 

たくさん反応頂いてるので思ったこと言いますね 公園などで遊べばうるさいと言われる世の中。 ゲームは家庭で環境があれば様々な人とも繋がれる。けどそれも制限付けられる そしたらなにをしますか?

単にゲームを抑えたから勉強する。にはならないです。 学歴はあってもそこら辺分からないのかな
 

臨時休校と60分制限で子供を容赦なく苦しめる大人の図

 

こういう大人は決まって「子供たちのためだから」って言うんですよね…
 

そもそも普段は少数しか集まらないパブコメで8割が賛成とか引っかかるんだよな。

 

資料の閲覧をさせないようにしたりしてて本当賛成数が胡散臭い数だよな。況して条例の範疇を超えてる訳だし

 

進路選択の際に地方から若者が出て行く理由は色々あるが、遊びに行く先がないとか民放が少ないとか、娯楽が少ないことは大きな理由の一つだよな。 自分なら全力で脱出する。

 

どうもある年代以上の人にはゲームを必要以上に目の敵にする人がいますね。(きっとゲームの前はマンガやアニメで、その前は映画や小説だったのでしょう)

私はゲームはほとんどやらないのですが、それでも今の子供達にとってゲームがコミュニケーションツールの一つになっていることぐらいは分かります。

今回の休校で保守的な県、革新的な県という各地域の地域性が見える化されやすくなったという話も聞いたけれど、それでいけば香川は県のトップクラスにかなり時代についていけないひとたちにはがいるようですね。

 

外へ遊びに行けない子供とゲームという組み合わせで、こちらのブログを思い出しました。ロンドン在住の方が自分の夫の子供時代の思い出を綴った記事です。

mograla.blog56.fc2.com

南アでアパルトヘイトが廃止されたとき、彼は10歳だった。
混乱の中、外に出ることを禁じられ、学校ですら休校になったという。
庭でいつも草木や芝の手入れをしていてくれた、優しいガーデナー、家事を手伝ってくれていたスタッフの女性、人種に関係なく、大きな歴史の変わり目に、皆で怯えていたと話す。

そして、それ以来、ゴードンの家族にとって、毎日の暮らしが大きく変わった。

 

 思うように外に出れず、家の中でジグソーパズルを何度も組み立てては、崩し、また同じもので遊んでいた彼の元に、思いがけない友達が現れた。

誕生日プレゼントに、じいちゃんばあちゃんが、ファミコンをプレゼントしてくれたのだ。

スウィッチを入れたゴードン、ぶったまげたと言う。

家の外に自由に出られない彼が、自由にゲームの中では、勇者になり、草原を駆け回り、きのこでパワーアップすれば大きくなれて、きれいなお姫様は「ありがとう!」とささやくのだ。

世の中にこんなすばらしいおもちゃを作る国があるなんてと、言葉を失ったという。

南アで寂しかった少年に、日本のおもちゃがどれだけ夢と希望を与えたか、私の主人は、どれだけでも語ることができる。どれだけでも、どれだけでも。

それ以来、ゴードンにとって、日本は憧れの国になった。

このおじいさまは香川の県議会と違って、引きこもらなければならない子供には何が必要なのかをきちんと理解していたようですね。

 

 

 

今日は雛祭りです。

新型肺炎騒ぎであちこりのイベントも中止になったので、ひな祭りの話題をあまり見なかったのだけど、この写真を見て笑ってしまいました。

togetter.com

 

シャボテン公園センスがいいなあ。カピバラの入浴タイムやミナミコアリクイの赤ちゃんの写真で話題になっていたけれど、あそこ植物園でもありますものね。

三人官女がサボテンのくせにちゃんとお姫様らしく見えるところも笑ったけれど、五人囃子がパンクに見えるところも笑える。(^◇^)

 これは企画の勝利ですね。