空爆下の食糧配布の話、これロジスティックの大切さを示す話でもありますね。
物があってて、それを求める人がいても、求める人のところに運ぶ手段がなければ役に立たない。
東日本震災の時もヤマトや佐川などの宅配便の人達やトラックの運転手、貨物列車に感謝する声が多かったものですね。
物流が社会の血脈と言われる所以だけれど、何もない時だとそのことに気づいていない人も多いのだろうなあ。
物流を担う人達が過重労働とそれに見合わない報酬待遇で人が不足しているという状況はどうなのでしょうね。
昔「金は貯まるが、体を壊す佐川急便(報酬はいいが、仕事がめちゃくちゃきつい)」という言葉を聞いたけれど、「金は貯まるが」の部分が消えたと言われて久しいですものね。
労働がきつくても対価が見合っていれば選ぶ人はいるでしょうけど、この労働にこの対価は見合わないと思ったら別の選択をする人が増えるのは当然でしょうね。
そうして社会に必要なところが少しずつ壊れていくのでしょうね。