火曜日の思索メモ

思ったこと、考えたことの記録です。

貧困ビジネスの元締めとしてのパソナ会長

竹中さんへの批判記事の中にこういう言葉がありまして。

竹中平蔵は弱者切り捨て論者なんかじゃないよ、弱者に捨てるところなしとばかりに搾取する弱者搾取論者だよ》

《弱者切り捨て論者じゃなくて弱者製造して弱者からさらに搾取しようとする側の人。切り捨てたらパソナビジネスが成り立たないのでなので切り捨ててない》

《彼は弱者を切り捨てず悪い意味で利用する、切り捨てなんてもったいない事はしない》

《確かに切り捨てて無いよな 弱者を食い物にしてるんだし》

竹中さんを貧困ビジネスの元締め的な見方をしている人も多いのかな?

貧困ビジネスにも色々あるけれど、わりと有名なのは生活困窮者に住居を用意して、そこに住まわせた後、生活保護を申請させて受給が開始されたら最低限の生活費だけを残して、残りはピンハネするという手段ですね。

これ困窮者にとっては、搾取であると同時に救済であるところが似てるかな。

ホームレスになった人の生活再建の難しさは、コロナで仕事を失った人への

「寮や社宅に住んでいて解雇された時はすぐに出ていかない方がいい」という

アドバイスからでも分かるし。

togetter.com

家がないと生活再建が難しくなるんですよね。仕事を解雇された人だけでなく、高齢者の住宅難民問題も度々話題になりますし。

生活保護の申請についても、窓口の水際作戦が話題になった時

「申請受付を厳しくするほど、本来の目的である生活困窮者の保護と生活再建が難しくなる。

 初めて申請する人が一人で行った時に簡単には受け付けてくれないやり方では、別の目的を持って生活保護を申請する人達を増やす。

 そういう人達は慣れているから、どうすれ申請を受け付けてもらえるかを理解しているからだ」

 という批判がありましたね。実際、困窮者からの相談を受け付けているところって、まともなNPOだけじゃなく、ヤバイところも結構混ざってますものね。

 ヤバイところなんだけど、そういうところでも困っている人達にとっては自分達を助けてくれるところであることも事実で。

 鵜匠は、飼っている鵜が稼がせてくれるうちは大事にしますものね。

 女性週刊誌のライターさんだと、福祉の闇を追いかけているうちにそういうことを

目にすることもあるでしょうから、竹中さんの行動がそれとダブったのかもね。