火曜日の思索メモ

思ったこと、考えたことの記録です。

日露戦争時代の機関銃が使われる戦争

ウクライナの戦闘で帝政ロシア時代に作られていた水冷式機関銃が今も使われていると

話題になっていますね。

togetter.com

使えるものは、何でも使って抵抗するということだろうけど、100年以上前に作られた銃が今でも利用できるというのは凄いなあ。

他の国なら博物館で展示されているよねえ。ロシアの7.62Rのロシア軍用機関銃は、新規に生産ラインを起こすのが大変なので基本的に「PM1910の弾薬ベルトが使えなきゃダメ」という設計が根底にあるそうなので、弾についてはロシア帝国時代から現在まで同じ弾を使っているとのこと。

弾さえあれば、旧ロシア帝国時代に作られた機関銃でも、現在の戦争に利用できるというのは、製品規格の共通化が何故大事なのか?の証拠を見せられる気分ですね。

しかし、まあ日露戦争時代に日本軍に向けられていた銃が、今度はロシア軍に向けられているかと思うと歴史の皮肉感がありますね。