つくばの助産院の院長が
「ベネッセすごい❣️チャレンジ1年4月号に入ってたんだって」
子どもチャレンジに反ワクチンちらしが入っていうツイートを流しまして。
それを見た人がベネッセに問いあわせをした結果、そういう事実はなく。それどころか
「ベネッセに、入っていた」としてツイートに載せた、ちらしの製作者自身が
「ベネッセは流石にこんな素人の作ったものを配らないでしょう。なんでもかんでも法的罪名を出すのは嫌いですが、モラル違反な気がします。せっかくチラシを良いと思ってくれるなら正攻法で行きませんかね」
と、デマは良くないとツイートするというお粗末な事態になってますね。どうやらチラシの製作者は「子どものコロナワクチン接種反!」のちらしを作成した時に「自由に拡散、使用してもいいと言った」ようだけど、反対の意思表明の為にチラシを配布するという通常の使われ方を想定していたようで、自分の作成したチラシがデマに利用されるとは思ってなかったようですね。(´-ω-`)
これ「ワクチン反対のちらしが入っていた」のが「子どもチャレンジ」だとツイートするところがミソですよねえ。
デマを撒きたいターゲット層と子どもチャレンジの購入層が重なりますものね。(´-ω-`)
子どもにワクチンを打たせるべきか、打たせないべきか、どちらの方が子どもにとってデメリットが大きいのか判断に迷っている人達に向けてデマを撒いたのか。
「進研ゼミの新1年生向け教材に、反ワクチンを訴える扇動的なちらしがはいっていた」
という噂が拡散されることは受講者の増減への影響も大きいのではないか?と刑法の偽計業務妨害罪 または、軽犯罪法の業務妨害罪に該当しないか?という意見から
「ベネッセ株、空売りしてそう」
と風説の流布による株価操作の可能性まであげられていますね。
問い合わせがあったことで、そういう噂を撒かれていたことが知ったベネッセは、すみやかに社内で情報共有して、公式アカウントが
「こんなチラシは封入してません」
と訂正してまわっているようですね。ベネッセも余計な仕事を増やされて大変だ。
SNS時代って、デマも流れやすいけれど「それはデマだ」という訂正情報も流れやすいのですよね。
だから混乱も情報戦も起こりやすいのですが、今回はデマにより不利益を被るベネッセがきっぱり否定していますものね。
どういう心情や思想を掲げても良いのだけれど、持論の正しさを証明したいが為に事実でないことを事実だと言うと、その持論自体がうさんくさくなってしまうのですよね。
この噂を撒いたのは助産院ということで、ホメオパシーにはまった助産師がカルテを書き換えて、担当医も子どもの両親も気づかないうちに、ビタミンKの代わりにホメオパシーのメレディを与えて、赤ちゃんを死亡させたビタミンK欠乏症死亡事故を連想する人もいますね。
あの時、まっとうな助産師達は事件前から、日本助産師会の役員がホメオパシーにはまってホメオパシストになったり、代替医療セミナー推奨したり、とトンデモ助産師を助長させるようなことを批判していたから、赤ちゃんが亡くなった後助産師会が慌ててホメオパシー否定の声明を発表したことには
「遅すぎたけど、ようやくまともな対応をした」
と安堵していたのですけどねえ。(´-ω-`) こういうデマを撒く人がいるとそういう人達の安堵と努力も無駄になりそう。
「また、助産院か!」といわれるようになった気の毒ですね。