火曜日の思索メモ

思ったこと、考えたことの記録です。

ソロキャンパーの性被害

 女性ソロキャンパーが性被害にあった、ということに関してのツイートがまとめられていたけれど、これが本当か嘘かは、ともかくあり得る話だな、とは思うし、ソロキャンがブームと聞いていた時から、事故がなければいいなあと危惧していたことが実際に起きたな、と思いました。

女性に限らず、自然に関することでの単独行動は、複数で行動するより危険が増すのですよね。

個人的なことだけど、学生時代の先輩が一人キャンプ中の事故で命を落としているので

ソロキャンする人は山の中の単独行動は複数で行動する時よりも危険が伴うことを理解してるのかなあ、と思ってました。

よく山に出かけていて、山や自然の怖さもよく知っている先輩だったのですけどね。

お葬式の時、奥様の悄然とした姿に言葉を探すのに苦労しました。

山に慣れている筈のハンターさんも、単独猟の時はデメリットの筆頭に「事故のリスク」をあげていますものね。

助けを呼べない状況に陥る可能性もあることを考えておかなければいけない、と。

あと、本当かどうか分からないけれど、まとめられたツイートだと性被害にあった人は

「市町村管理の山で予約の必要のない場所」「途中で車用ゲートは、あるが徒歩とバイクで横から入れる」と書いていて、あ、これ一番犯罪被害に逢いやすい場所、と思ってしまいました。

これ山の知識がない犯罪目的の人が簡単に入って来れる場所ですよね。入るのに山や自然に関する知識が必要な場所と違って、知識が無くても車さえあれば入れる。

「今、キャンプがブームらしいから、そこをターゲットにしよう。SNSで『一人でキャンプに行く』と書いている人間はいないか探してみよう」

 という意図をもってやって来る人間にとっては都合が良い場所なんですよね。

 女性の一人旅といえば、バイクのツーリングが浮かぶけど、あっちもテントで野宿している人は男性が多くて、女性はツーリング宿を利用している印象があるなあ。

 やっぱり眠る時は安全を確保したいと思うのが自然ですからね。たとえ、同じように雑魚寝でも管理人がいて安全が確保できているか、そうでないかは大きな違いだし。

 

 そして管理人がいるツーリング宿でさえ、こういうトラブル対策が語られているのですよね。

 

 女性に限らずだけど、単独キャンプを行う人は

「単独キャンプは複数キャンプより危険が伴うので自衛が必要」

「男女問わずソロキャンプは『一人で野宿』であり、『寝ている時に何かあったらひとたまりもない危険な状況』だということはどこかで意識しておく必要がある」

 と、いうことを忘れてはいけませんよね。